【自筆証書遺言保管制度】利用の方へ｜千代田区司法書士行政書士

【自筆証書遺言保管制度】利用の方へ

法務局で、自筆の遺言書を保管するサービスが、２０２０年７月１０日より始まります。

自筆の遺言でありながら、本人が亡くなった後、検認という家庭裁判所での面倒な手続きが省けるので、素晴らしい制度です。

ただ、こちらはどの法務局でも良いわけではなく、遺言者の①住所地か②本籍地か③所有する不動産の所在地を管轄する法務局となります。

ただし、管轄自体が、不動産登記の管轄とは異なり、

東京で遺言書保管サービスを取り扱ってくれる法務局は５箇所

（東京法務局・東京法務局板橋出張所・東京法務局八王子支局・東京法務局府中支局・東京法務局西多摩支局）の５箇所になります。

例えば、

①管轄が中野区の方は・・・・東京法務局板橋出張所の取扱い。（他にも、豊島区・北区・荒川区・板橋区・練馬区が対象です。）

②管轄が目黒区の方は・・・・東京法務局（九段下）の取扱い。

　　　　　　　　　　　　　（他にも、板橋出張所の管轄を除く東京17区、他大島町等です。）

となっております。まずは管轄をよく確認しましょう！

また手続きにあたり事前に、下記サイトから予約するか、お電話で予約することが必要になります。

サイトを見ると、日付を選び、時間帯を選ぶ形式です。（9時から１時間おきに予約でき、最終が16時の予約になります。また12時の予約は法務局によりお昼時間のため、選べない法務局もあります。）

7/7(火)の時点で、東京法務局管轄の予約は、7/10・7/13・7/14は埋まっておりました。

ただ、7/15（水）以降は時間帯によっては、選べるようです。

（こちらの予約は、土日はできません）

また、法務局の手数料は、１件につき印紙3,900円になります。

まずは、自筆証書の遺言を書いて、法務局を予約してみましょう。

遺言の内容に関するチェック機能はないため、内容が不安な方は、当事務所までご相談ください。

遺言書の内容や形式が不安な方むけに、１件15,000円（税別）で、自筆遺言チェックサービスを始めました。

当事務所は、市ヶ谷のため、東京法務局管轄の方は、市ヶ谷⇒九段下（都営新宿線で１駅）にもなるため、

法務局に向かう前に、当方で内容をチェックすることも可能です。

事前予約が必要になりますが、よろしければ、ご検討ください。